七大生活習慣病の疑いがある男性

七大生活習慣病とは、三大疾病「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」と生活習慣病(成人病)である「糖尿病」「高血圧性疾患」「肝硬変」「慢性腎不全」を加えた7つの病気のことです。これらについて少しずつご紹介していければと思います。

生活習慣病(成人病)の患者数は年々増えている?

成人病として広く知られていた病気は、現在は生活習慣病と呼ばれています。この生活習慣病の患者数は年々、増加傾向にあり、特にその代表格である糖尿病は平成26年度の調査では過去最高の患者数に達しています。また明確にそうであると診断されてはいないものの、その可能性が極めて高い人、いわゆる糖尿病予備軍の人も微減しているものの、約1100万人にのぼっています。生活習慣病の存在が明らかになった際、食生活の欧米化や交通の利便性の向上による運動習慣の減少、また過労による生活リズムの乱れやストレスが大きな要因だと言うことが明らかにされました。その後、生活習慣病を予防するためにはこれらのことに気を付ける必要があると言うことは声を大にして訴え続けられましたが、一方で現状としては大きな変化がないと言うのが、患者数が増加している原因のひとつだと言えます。そのため患者数の減少を目的とするのであれば、個人は勿論のこと、社会全体でこの課題に取り組んでいく必要があると言えます。特に糖尿病に関しては、大人は勿論のこと、子供の患者数が増加傾向にあるのも現状です。子供の健康を社会全体で守っていく必要があります。またこれらの生活習慣病は、初期の段階では明確な自覚症状が出にくいのが特徴です。そのため何となく不調を感じていた人が年数を経てからようやく病院に行き、病名が明らかになると言うケースが多いのも、患者数が増加傾向にある原因のひとつだと言えます。発症してから時間が経過していると、治療法が限られていたり、重篤な合併症が発生していることも少なくありません。しかし一方で患者数が増えていると言うことは、それだけ病院で検査を受けている人が増えている、つまりは健康意識が高まってきていると言うことのあらわれとも言えます。